岡崎市矢作中学校3年の柴田澄乃さん(15)が、先月19日に東京で開かれた全国剣詩舞コンクール決勝大会(詩舞少年の部)で優勝、翌20日の全国吟詠コンクール決勝大会(少年の部)で準優勝した。
1歳で詩舞、4歳で吟詠を始めた柴田さんは現在、岡崎文化協会加盟団体の天辰神容流岡崎神容舘に所属。全国剣詩舞コンクール決勝大会での優勝は、平成17年度の同大会(詩舞幼年の部)以来、2度目になる。
柴田さんは14日、岡崎市役所を訪れ、「技の習得は大変ですが、来年は剣舞でも全国大会出場を目指したいです」と意気込みを語った。柴田紘一市長は「伝統芸能を若い世代が継いでいくことは大切なこと。頑張ってください」と激励した。(今井亮)