岡崎商工会議所大ホールで8日、今年最後の合同企業説明会が開かれた。サービス業を中心に17社が参加。留学生を含む来春卒業予定の学生、今春卒業者を含む若者ら約200人が、ブースでの個別面談に望んだ。
説明会には岡崎を中心に愛知県内からの参加者が多かったが、中には富山からの学生もいた。
就職活動を行う学生も、これまでの入社試験を通して現状の厳しさを実感している。岡崎市在住の女子短大生は、「厳しさを感じたのは、履歴書だけで試験を落とされたときです。何とか年内には内定をもらいたいです」と話していた。
会場では、市雇用対策協議会の専門家による個別相談と職業適性検査、就職活動支援施設「岡崎若者おいでんクラブ」による出張相談も行われた。
岡崎商議所就職相談室によると、前年同時期に行われた説明会と比べると、参加企業が約2割減少し、求人数も大幅に減った。また、内定者数も大学により差はあるが、現時点で4〜5割程度しかない。