がん経験者(サバイバー)や家族、支援者らが二十四時間のリレーウオークを通して、がんに立ち向かう連帯感を高める「リレー・フォー・ライフ2010in岡崎」が十八日、岡崎中央総合公園運動広場で始まった。 (今井亮)
サバイバーや家族をはじめ、がん検診の推進に力を入れる地元企業、病院、看護学校生、高校生など六十一チームの約千五百人が参加。午前十一時五十分から、最初にサバイバーだけでトラックの周囲を歩いた後、他の参加者も加わった。
前立腺がん、腎臓がん、胃がんを経験した無職牧野宗吉さん(72)=豊橋市花田町=は二周を歩き、「サバイバー同士だから気持ちに通じ合うものがあると思う」と汗をぬぐっていた。
きょうの午前十一時まで続くリレーウオークには千円で参加できる。集まった参加費は日本対がん協会に寄付され、がん患者の支援活動に使われる。