岡崎市下山小学校は16日、以前から交流を続けている名古屋市川中小学校の4年生40人を招いて稲刈り交流会を開いた。
両校の交流は名古屋錦ロータリークラブ(鬼頭正二郎会長)の橋渡しで5年前に始まった。
川中小は5月の田植え、9月の稲刈りを通して自然と触れ合い、下山小は11月に川中小を訪問。学級の一員として授業を受ける。両校とも交流の成果を評価している。
雨模様の天候のなか、児童と保護者、クラブ会員らが2台のバスで到着すると、5班に分かれれた下山小の児童28人と班ごとに顔合わせ。
開会セレモニーでは川中小代表が「5月に植えた苗が大きくなり黄色い稲穂が垂れているのを見て感激しました。刈り取るのが楽しみです」とあいさつした。
雨足が激しくなったため午後に予定していた壁飾り作りを先に始めた。材料はワラ。4、5本をより合わせて“すがい”を作り、それを基にリースや馬に仕上げた。すがい作りではワラをよるのに悪戦苦闘。応援のお年寄りに助けてもらっていた。
昼食の五平もちは両校の保護者約50人が準備した。午後からは雨も上がり、予定通り稲刈りを体験できた。