東海愛知新聞バックナンバー

 8月11日【水】
岡崎市青年経営者団体連絡協

初の市政共同勉強会

第6次総合計画テーマに

岡崎市青年経営者団体連絡協議会(磯部亮次会長)の「市政共同勉強会」が9日、市図書館交流プラザ(りぶら)で開かれた。同協議会では今年度、市政にも目を向けて意見交換をしようと計画。この日は1回目で、講師に市企画課主任主査の岡田晃典さんを招き、第6次市総合計画についての説明を聞いた。(大津一夫)

同協議会は岡崎青年会議所岡崎商工会議所青年部など10団体で組織。この日は会員約100人が参加した。磯部会長は「経済界として市政にアプローチしようという初めての試みです。私たちの行動は岡崎市の将来にかかわってきます。市民、地域人、そして経済人として能動的に聞いてほしい」とあいさつした。

第6次総合計画は平成21年3月に策定され、21年度から実施されている。

岡田さんは、地域の課題解決の単位として町内会、小学校区、さらに広域の単位として地域という重層的な考え方を説明。「地域共生型都市構造の形成」を目標に、「地域の歴史や文化の特徴を生かしたまちづくりを進めたい」と話した。

また「私と同じ世代の皆さんと一緒に、将来のまちづくりを考えていきましょう」と呼び掛け、質問に答えた。

磯部会長は「何が問題になっているかが分かって良かった。市職員の出前講座の1つとして市政にも協力できた。今後は自分たちが幸せになるためには、会員一人一人がどう行動したらいいか考えていきたい」と話していた。

「市政共同勉強会」は今年度内に計4回を予定。第2回の9月13日には、りぶらを会場に「市都市計画マスタープラン2010」をテーマに行う。


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