東海愛知新聞バックナンバー

 6月24日【木】

新東名高速 生平トンネルを見学

岡崎市生平小児童
巨大な掘削機に歓声

岡崎市生平小学校の全校児童87人が23日、学区内で工事中の新東名高速道路の生平トンネルを見学した。工事関係者から進ちょく状況について話を聞き、重機が動く現場も見学。トンネル内を歩いた児童たちは「大きいなあ」と声を上げていた。(大津一夫)

生平トンネルは、茅原沢町―生平町間に建設。上りが長さ510メートル、下りが460メートルで、いずれも高さは12メートル。このうち上りは昨年12月に貫通し、現在、仕上げの工事が続いている。

教師に付き添われた児童たちは、ヘルメットを着用。トンネルの中で関係者から工事の概要を聞き、現場を見学した。

掘削が進められている下りトンネルでは、爆薬を仕掛ける穴を掘るための重機と、土砂をダンプに乗せるための機械が待機。実際に重機が動き出すと、児童たちは「おーっ」と歓声を上げた。

再び上りトンネルに移動した児童たちは、貫通したときの様子を映したビデオを観賞。工事関係者が「上りトンネルでは、24日から側面のコンクリート打ちが始まります」と説明。全員で記念写真を撮った。

5年生の男児は「重機が動くのが面白かった。学区内にこんな大きなトンネルがあるなんてすごい」と話していた。


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