6月23日は「六ツ美の日」―。今年で設立50周年を迎えた岡崎市六ツ美商工会(市川文勇会長)は、六ツ美地域の活性化のために今月を「六ツ美の月」に制定。「六ツ美」にちなんだ各種イベントなどを通して、地域の発展に取り組んでいる。(竹内雅紀)
商工会では、「六ツ美」に語呂を合わせて数字の「623」をデザインした青色のぼり旗を作成。旗の掲出は今年で3回目となる。これまでに会員事業所93社が計319本の旗を設置し、各事業所で独自のサービスを展開している。飲食店や衣料品店では、期間限定で623円に価格設定。そのほかの事業所でも特価販売を行うなどして一役買っている。
今年は、23日を含む21〜27日の1週間を統一販促期間とし、22事業所が出資して共同宣伝チラシを発行。21日に新聞折り込みで、六ツ美地域約1万5000世帯に配布した。
商工会では、50周年の節目に六ツ美の日イベント以外に、六ツ美ブランドの制定、六ツ美を連想させる「ゆるキャラ」の公募、ホームページの充実などに取り組む。
市川会長は「これらの事業の発信を通して、六ツ美地域を積極的にPRし、事業所の発展を支援していきたい」と話している。