岡崎市東明大寺町、市竜美丘会館北の乙川左岸にヒガンバナの名所をと活動している「カミナリの会」(高橋叶会長)は、22日午前9時から球根の植え付け作業を行う。約1万5000個を植える予定で、会員のほか一般市民にも参加を呼びかけている。
同町在住で葵桜の会代表の三橋美千子さんが一昨年、ヒガンバナの名所として知られる半田市の新美南吉記念館周辺を見学。地元の「矢勝川の環境を守る会」とも交流の輪が広がった。
岡崎でもと三橋さんの呼びかけで、地元住民を中心にカミナリの会を組織。秋には初めての球根植えを実施した。花の形から地元では、ヒガンバナを「カミナリ」「カミナリ草」と呼んでいる。
秋には鮮やかな花が咲き、その後も市内外から球根の提供があり、昨年1年だけで約4万2000個を植えたという。
今年は、竹橋下流から市竜美丘会館西までの約800メートルの土手に植える。当日は各自、土を掘る道具を持参。雨天の場合は翌23日に順延する。
問い合わせは三橋さん(23―9511)へ。