岡崎石工団地協同組合(磯貝和汪理事長)主催の石の掘り出し市「団吉くんまつり」が17日、岡崎市上佐々木町の同団地内で始まった。きょう18日まで。(竹内雅紀)
地場産業の石製品を広くPRするイベントには、組合員58社が参加。団地内では灯籠(とうろう)や墓石、インテリア小物製品などが特別価格で販売されている。
13回目となる今回は、石の重量当てゲーム、玉石お絵かき、サンドブラスト体験が初登場。マスコットキャラクター「団吉くん」もリニューアルされ、団地内を練り歩いた。
今年は好天に恵まれ、市内外から多くの人が詰めかけた。子どもたちは団吉くんのお面をかぶって、石のアクセサリー作りや石のボールを使ったパターゴルフ、玉当てゲームなどを楽しんだ。また、重さ2トンを超える金太郎像を約20人が力を合わせて引っ張ったほか、重さ約1.5トンの巨大な岡崎産吉祥石にセリヤを打ち込んで割る体験もした。
Tシャツやせんべいなどの団吉くんグッズも販売され、イベントの景品には、団吉くんが描かれたアメやバッジが配られた。アンケートに答えると、一部のイベント参加費が無料になる「団吉くんパスポート」も発行されている。
まつり実行委員長の磯貝泰隆さんは「現行の名称に変更して3年目。団吉くんもようやく浸透してきた。明日も多くの方々の来場をお待ちしております」と笑顔で話していた。
まつりは午前9時〜午後5時。雨天決行。会場では、黄色のジャンパーを着た組合員が案内をしてくれる。