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 2月21日【日】

新南中(仮称)25年春開校へ

岡崎 新年度に用地取得と実施計画

岡崎市教育委員会は19日、南中学校の生徒数の過大を解消するために新設する「(仮称)新南中学校」の概要を発表した。新年度は実施設計と用地取得に約43億円を投じ、平成25年4月の開校を目指す。校舎などの建設を含めた総事業費は約75億円。(今井亮)

取得する用地は、南中学校から南に2キロ離れた日清紡針崎工場跡地3万2,103平方メートル。4階建ての校舎や2階建ての屋内運動場のほか、屋上がプールとなる武道場、クラブハウス棟、体育倉庫棟などを建設する。

グラウンド面積は約1万5,000平方メートル。グラウンドには野球グラウンド、サッカーコート、テニスコート、200メートルトラックなどをはじめ、南側に芝生スタンドを設ける。建設は23年度と24年度の2年間。

南中の生徒数は、羽根、岡崎学区と一部の城南、小豆坂学区から通学する1,077人(今年度現在)。学級数は、国が過大規模校の基準として定める31学級を上回る32学級(特別支援学級2学級を含む)に膨らんでいる。

新南中の生徒数は700人規模を予定している。通学区域は未定。南中の通学区域で南部に当たる羽根と岡崎の両学区を分ける可能性が高いが、教育委員会学校指導課は「保護者や各総代の意見も伺いながら、新年度中に通学区域を決定したい」としている。


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