昨年10月から岡崎市の市道藤川北荒古6号で進められていた名鉄踏切内を含む歩道設置工事が、19日に終了する。宅地化が進む藤川学区で増えている児童の安全を守るため、市が「藤川地区整備事業」の一環で進めてきた。(今井亮)
工事では延長91メートルの市道に幅2メートルの歩道を設けた。市道を横断する名鉄名古屋本線の藤川4号踏切(藤川町)内の拡幅は、市から工事を委託された名鉄が歩道に先駆けて着工しており、12日から通行できるようになる。
歩道は周辺の松並木とのバランスを考え、自然石の土留めを使用するなど景観にも配慮した。工事の総事業費は約1億6,200万円。このうち踏切内の工事は約1億3,500万円。