東海愛知新聞バックナンバー

 2月4日【木】
冠面者決まる

20日、滝山寺鬼まつり

祖父・三浦さん 祖母・横山さん 孫・服部君

岡崎市滝町の天台宗滝山寺で、今月20日夕から行われる県の無形民俗文化財「滝山寺鬼まつり」の冠面者3人が決まった。いずれも同町在住で、祖父面は三浦邦夫さん(74)=建築業、祖母面は横山勝彦さん(55)=配管業、孫面は服部慎之介君(10)=常磐小学校4年生。

国の重要文化財の同寺本堂を舞台にした「火まつり」は午後7時45分ごろから。暗闇に包まれた本堂で、手引きに伴われて登場する祖父、祖母、孫の3鬼の後を、長さ2.5メートルのたいまつを持った白装束の若者が走り回って追いかけ、建物全体を火が包む勇壮な炎の乱舞を繰り広げる。

火まつりを前に、午後5時から「仏前法要」が行われ、12人衆による鬼塚供養(豆まき)と庭まつり(田遊び祭)がある。鎌倉時代から伝わる精進料理(4,000円、要予約46―2296)や宝物殿で午後1時から収蔵品を紹介する「寺宝展」もある。


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