東海愛知新聞バックナンバー

 2月2日【火】

橋上駅舎に東改札口

東岡崎駅整備
新年度から1期工事

名鉄東岡崎駅周辺整備で、岡崎市は1日、橋上駅舎の整備に伴い市側が要望していた「東改札口」の新設を含む第1期工事の基本協定を、名古屋鉄道と締結したと発表した。

第1期工事は、名鉄が昨年12月1日に着工した橋上駅化に伴うバリアフリー化設備の整備と一体で進める。工事内容は橋上駅舎内の東改札口をはじめ、エレベーターやエスカレーター、旅客用男女トイレ、駅南口のパーキングと連結する連絡通路の整備などが含まれる。

工期は、平成22年度から24年度までの3年で、事業費は23億1,100万円。改札口の新設が市側の要望であることなどから、市が21億8,100万円を負担する。第2期工事以降の負担率は未定という。名鉄のバリアフリー化設備の整備には、国と市がそれぞれ約2億2,000万円を補助している。

柴田紘一市長は「厳しい財政状況だが、魅力ある駅の整備を望む市民の声は多く、東岡崎駅周辺整備は優先順位の高い事業」と述べた。


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