「大寒」の20日、徳川家康ゆかりの岡崎市伊賀町の伊賀八幡宮(斎藤徳蔵宮司)で、農作物の作柄や商工業などの吉凶を占う「武者的神事」が行われた。(今井亮)
本殿では午前10時から氏子ら立ち会いのもと、判定表が作成された。この後、境内で氏子や参拝者が見守る中、射手を務めた岐阜県加茂郡八百津町にある潮南神社の長谷部敏行宮司(53)が、22メートル離れた36センチ四方のヒノキの的板に向けて矢を放った。
矢は2本とも的を外れ、結果は「天候」が中、「米」が下、「麦」が中、「五穀」が上、「商業」が下、「工業」が中、「繊維」が上だった。