食育を啓発する岡崎市主催の「食育メッセ2009」が28日、岡崎中央総合公園武道館で始まった。好天に恵まれ、午前10時のスタート前から大勢の人でにぎわった。正面駐車場や体育館などでは、、JAあいち三河主催の「JAまつり」も同時開催されている。きょう29日午後4時まで。
武道館では太田油脂、丸石醸造、ドミー、柴田酒造場、マルサンアイをはじめ、八丁味噌(みそ)協同組合、JAあいち三河女性部、岡崎歯科医師会、岡崎薬剤師会、愛知学泉大学など、食と健康に携わる31の企業・団体が出展した。
太田油脂(同市福岡町)のブースでは、食物アレルギーに対応した未就園児向けの菓子やしそ油、無農薬で栽培されたカナダ・プリンスエドワード島産の菜種を材料にした新商品「キャノーラオイル」などを展示。試食と販売もあり、来場者の人気を集めた。
一方、愛知学泉大学のブースでは午前11時30分から、同大管理栄養士専攻の学生と県立岩津高校調理国際科の生徒がプロデュースした「地産地消弁当」(1,000円)を販売。販売前から長蛇の列ができ、発売後7分で200食分が完売した。きょうも同時刻から計200食が販売される。