東海愛知新聞バックナンバー

 10月18日【日】
きょうまで岡崎・乙川河川敷

■ストーンフェアにぎわう

職人自慢の作品と技で魅了

岡崎石製品協同組合連合会(磯貝和汪会長)主催の「第18回岡崎ストーンフェア」が17日、岡崎市の中心部を流れる乙川河川敷で始まった。日本有数の石材産地・岡崎での業界単独イベントには朝早くから大勢の来場者でにぎわった。18日まで。

今年のテーマ「おもてなしの石たち」に沿って、市内の石材業者を中心に、関連業者を含め約130社が出展。殿橋―潜水橋間の東西約250メートルの会場には、墓石や灯籠(とうろう)、インテリア小物など約2000点の石製品が並んだ。

目玉は水や光を使ったテーマ作品。巨大な石の蛇口や滝が流れる門柱、小便小僧のおしっこが発光ダイオード(LED)で光る「チビルくん」、光る飛び石などのユニークな作品に多くの来場者が足を止めていた。

また、招きネコや金太郎など最近人気の贈答・インテリア用製品コーナー、格安で販売されている業者ゾーンや掘り出し市にも人だかりができた。

このほか、伝統工芸士や岡崎技術工学院生による石窯焼きや彫刻、石加工の実演もあり、技でも来場者を魅了していた。

さらに石材グランプリ岡崎の優秀作品展示、石の最新産業機器の展示も同時開催されており、盛りだくさんのイベントに会場が沸いていた。

主催者は「見て、触れて、遊べるイベント」として、2日間で約2万8,000人の来場者を見込んでいる。

午前9時〜午後5時。入場無料。


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