岡崎署はこのほど、車の運転者のマナー向上と思いやり運転を促す目的で、五種類の標識などが入った「交通安全イエローリボン」を作成した。
幅十六?の黄色のリボンには@五十?の速度A横断歩道B携帯電話禁止C自転車D一時停止―の標識などを印字。制限速度厳守、横断歩道での一時停止・歩行者優先、運転中の携帯電話使用禁止、自転車を見かけたら注意、一時停止線手前での一時停止・左右の安全確認―を確実に行うという意味が込められている。
リボンの結び目には、銀色の鈴を付ける。速度超過や急ブレーキ時に鳴る鈴の音で、危険運転を戒め、安全運転を心掛けてもらうのが狙い。リボンは、車のシフトレバーなどに巻きつけるのが望ましいという。
同署幹部は「ドライバー自身の意識が変わらない限り交通事故は減らない」と断言。今後は、管内の交通安全協会や安全運転管理事業所などを通して、広く浸透させたいとしている。
リボンの取り扱い、問い合わせは交通安全協会岡崎支部(52―5900)へ。