東海愛知新聞バックナンバー

 8月2日【日】

「地元の声援が力に」

大関・琴光喜関が岡田病院など訪問
患者らと一問一答も

大相撲大関の琴光喜関と麻衣さん夫妻は31日、岡崎市役所などを訪れたあと、幸田町坂崎の京ケ峰岡田病院(岡田庸男院長)を訪問。患者ら約300人から熱烈歓迎を受けた。

舞台正面に「頑張れ! 大関琴光喜関 交流の集い」と書かれた看板が掲げられた会場に琴光喜関と麻衣さんが姿を見せると、待ち構えていた患者、医師、職員らが大きな拍手で迎えた。

オープニングは京ケ峰倶楽部のよさこいソーラン。琴光喜関と麻衣さんは笑顔で演技に注目していた。

後援会長でもある岡田院長は「万全の体調でないなか、名古屋場所はたいへん健闘してくれました。地元の大声援が力になったと思います。9月、11月と好成績をあげ、来年1月は綱とりの場所になることを期待しています」とあいさつ。

そのあと、4月29日に東京で行われた結婚披露宴の映像が上映されると、時々歓声が上がった。

麻衣さんともどもあいさつに立った琴光喜関は「頑張って優勝します」と短く決意を披露した。

患者との一問一答では、

―白鵬に勝ったときの気分は。
最高でした。
―奥さんとはどこで知り合ったか。
入門してすぐ稽古(けいこ)を見に来たとき、一目ぼれした。
―女の子が欲しくないか。
どちらでも、あと1人か2人ほしい。
―2場所ぐらいのうちに優勝してほしい。
頑張ります。

など、和気藹々(あいあい)の応答があった。

麻衣さんは「みなさんに温かく迎えられて感動しました。病院のスタッフに感謝したい」と喜んでいた。


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