幸田町の夏の風物詩「幸田彦左まつり」が25日、幸田駅前通りなど同町の中心街で開かれる。幸田町商工会(中根紀明会長)主催。
"天下のご意見番"として知られた大久保彦左衛門に仮装して練り歩く「彦左行列」をメーンに、今年で21回目。毎年多くの人でにぎわい、商工会では約3万人の人出を見込んでいる。
彦左行列には、町内6学区の各コミュニティーと地元企業2社が参加。役場東の幸田中央公園からJR幸田駅北駐車場までの約1キロを練り歩く。
まつりは、午後5時に開幕。オープニングセレモニーの後、荻谷小学校マーチング隊を先頭にパレードを開始。幸田ライオンズクラブ、保護司・人権擁護委員、ボーイスカウト・ガールスカウトと続き、子ども彦左、幸田文化協会の民謡踊り、町国際交流協会のサンバパレード、商工会青年部のみこし、同女性部のよさこい踊りなどもある。
このほか、三ヶ根太鼓演奏や若者に人気のパラパラも披露され、歩行者天国の駅前通りでは生ビールや焼き鳥、かき氷などが販売される。
午後6時から9時30分まで、駅前通りなどは交通規制される。雨天時は翌26日に実施。商工会では、彦左行列の写真コンクールを8月14日まで受け付ける。 問い合わせは同商工会(62―0120)へ。