岡崎市豊富小学校に18日、児童数の減少による統合で来年度から一緒に勉強する鳥川小学校の児童5人(1人は欠席)が訪れ、交流会を開いた。お互いの学校生活を紹介したあと、教室で給食を一緒に味わった。
豊富小の全児童250人は、体育館で鳥川小の5人を拍手で迎えた。
5,6年生がステージに上がり、学年別の取り組みを説明した。4年生は給食の残りをミミズにやり、肥料作りを行っていることなどを紹介。ソフトボール、バレーボールなど部活動の紹介では、児童が"筋トレ"を実演した。
このあと田中忠康校長が「鳥川小の皆さんと来年度から一緒に勉強します。お互いによく知ることが大切です」とあいさつ。全員で「きょうりゅうとチャチャチャ」を歌った。
続いて鳥川小の児童が学校を紹介した。31年前から行っているホタル保護活動の様子を写真で説明し、昨年「ホタルの里湧水(ゆうすい)群」が「平成の名水百選」に選ばれたことや、ホタルの里の山歩きコースが整備されていることなどを話した。
鳥川小の児童は昨年度、夏休みのプール開放で豊富小を訪れており、なごやかな雰囲気で交流会を楽しんだ。今後、11月と1月にも交流会が開かれる。