東海愛知新聞バックナンバー

 6月18日【木】
自由形3種目

水泳世界選手権に出場

岡崎出身岩下さん
ユニバーシアードにも

岡崎市葵町出身で、中京大学(豊田市)2年の岩下なつみさん(20)が、日本選手権水泳競技大会で優勝し、第13回世界水泳選手権大会と、第25回ユニバーシアード競技大会への出場を決めた。岩下さんは17日、岡崎市役所を訪れ、柴田紘一市長に出場を報告した。

姉の影響で3歳の時に水泳を始めた岩下さん。中学、高校では全国大会や高校総体に出場したが上位入賞できなかった。しかし同大水泳部コーチの目に止まり、現在は毎日12キロから20キロを泳ぐ。

得意とする400メートル自由形では、高校時代のタイムを12秒短縮。日本選手権では、400メートル自由形で自己ベストを更新する4分11秒60を記録。今月7日に開かれたジャパンオープンでも800メートル自由形で優勝した。

約170の国と地域が参加する世界水泳選手権大会は7月19日から8月3日まで、ローマで開かれる。初出場の岩下さんは400メートル、800メートル、1500メートル自由形の3種目に臨む。ユニバーシアードは7月1日からセルビアで行われる。

柴田市長は「地元の選手が世界水泳に出場することは岡崎の誇り。良い成果をあげてください」と激励した。

岩下さんは「世界水泳では(400メートル自由形で)4分10秒を切る泳ぎをしたい。ユニバーシアードでは決勝進出を目指します」と抱負を語った。


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