韓国・慶州の福祉施設ナザレ園の宋美虎(ソン・ミホ)園長が12日、岡崎市洞町の社会福祉法人・米山寮を訪れ施設を見学した。
宋園長は、この日の岡崎南ロータリークラブ(三浦勝美会長)の創立45周年記念式典に出席するため岡崎を訪れ、式典に先立ち同施設を訪問。同クラブ国際奉仕委員会の高橋賢司委員長らが付き添った。
米山寮は昭和25(1950)年に設立され、現在は乳児院の「ひよこハウス」、児童養護施設「プティヴィラージュ」、目の不自由な子どもたちの「おむすびやま」などがあり、90人が共同生活している。
真木宏哉理事長が経緯と現状を説明すると、韓国老人福祉協会の副会長でもある宋園長は、組織や運営方法などについて質問。真木理事長は「子どもたちは中規模の家族という環境で生活しています」などと答えていた。
このあと施設の中を見学。宋園長は「明るく広々として、子どもたちは恵まれた環境の中で生活しているようですね」と感想を話していた。