岡崎市と岡崎署は8日、高齢者の交通死亡事故抑止と交通安全意識の高揚を目的とした「高齢者交通安全結団式」を市役所西庁舎隣の市情報ネットワークセンターで行った。
式には柴田絋一市長をはじめ、神谷博幸署長、市老人クラブ連合会(大森惣吉郎会長)の役員、市議、交通安全指導員ら計180人が出席。
柴田市長は「犠牲者は高齢者の割合が高いが、気持ち次第で防げる課題だと思う。今一度、気持ちを引き締めて、事故に遭わないようにしてもらいたい」、神谷署長は「事故防止意識は盛り上がっている。国道248号を重点路線として、取り締まりを強化したい」とあいさつした。
この後、大森会長が「強い意志を持って事故を出さない、ルールを守りマナー向上に努める、夜間は明るい服装や反射材を着用する」などと安全宣言を読み上げた
式後、西庁舎東玄関前で、取り締まりや広報活動をする「交通死亡事故シャットアウト部隊」(パトカー2台、白バイ5台、青色回転灯広報車2台)が署員の号令で出発、市内各地を巡視した。
市内の交通事故死者数は7日現在、6人で県内ワースト。いずれも高齢者が犠牲になっている。