今年で4回目になる「岡崎ジャズストリート」の第1回実行委員会が23日夜、岡崎商工会議所で開かれ、11月7、8日の本番に向けて動き出した。この日は組織づくりと今後の日程を確認。同前慎治委員長は「厳しい経済状況の中だからこそ、わくわくする楽しいイベントにしたい」と呼びかけた。
同前委員長はあいさつで、「過去3回の開催で、ジャズを存分に楽しめるイベントとして定着してきた。市外の人たちからも大きな評価をいただいている」と振り返り、「世界不況を考慮し、今年は予算を抑えながらも新しいアイデアを加え、商店街のみなさんとも協力しながら進めたい」と強調した。
このあと出演者の交渉状況を説明。予定されている有料会場15カ所の紹介があり、委員からは「ジャズ"ストリート"にふさわしい会場設定を考えてほしい」などの声があった。
また昨年に続き、ジャズストリートの無料会場を対象にしたフォトコンテストを実施することや、プレイベントの1つとして5月30日、市図書館交流プラザ(りぶら)でトランペッターでボーカリストの「Mitch(ミッチ)」ジャズコンサートを開くことなどを確認した。
岡崎ジャズストリートは、「街じゅうがジャズ」をキャッチフレーズに開催。昨年は2日間で延べ2万3,000人がジャズライブを楽しんだ。
副委員長は4人で、企画担当に菅沼直さん、運営担当に天野光敏さん、広報担当に浅井朋親さん、総務担当に鬼武孝江さんが決まった。実行委員会は今後、月1回程度開かれる。