今年で50回目になる岡崎の桜まつりのメーンイベント「家康行列」(岡崎市、市観光協会主催)が、きょう5日行われる。徳川家康ゆかりの伊賀八幡宮(同市伊賀町)で午後1時から出陣式、同1時30分に出発。家康や徳川四天王、三河武士団を中心とする総勢約1,000人の行列が一大時代絵巻を繰り広げ、殿橋下流の乙川河川敷に集合する。荒天の場合は中央総合公園体育館。
コースは、伊賀八幡宮→能見通一丁目→本町通一丁目(三菱東京UFJ銀行岡崎支店前)→康生北交差点→籠田公園→島町交差点→名鉄東岡崎駅前→乙川河川敷までの約3.5キロ。
行列は交通少年団を先頭に、能見通一丁目交差点から籠田公園の間では鉄砲隊と槍隊の一斉演習を披露する。到着地点の乙川左岸河川敷では、1時から火縄銃と流鏑馬(やぶさめ)の実演が行われ、行列の到着から30分後に模擬合戦がある。
家康行列に伴い、コミュニティバス「まちバス」は一部運休になるほか、名鉄バスと拠点快速バス「おかざきエクスプレス」は交通規制を避けて迂回(うかい)運行となる。
当日の行列開催の確認は、午前10時に開設する市情報ネットワークセンターの電話・ファクスサービス(22―7777→メニュー番号600の臨時・イベント情報)へ。
行列の進行状況は、同八幡宮そばの伊賀橋(県道岡崎足助線)、三菱東京UFJ銀行岡崎支店前、籠田公園、名鉄東岡崎駅前の通過点4カ所で放送される。
ケーブルテレビ局ミクスネットワーク(同市薮田一)では、午後1時45分から同4時すぎまで、乙川河川敷と本町通りに設けた解説席から、解説者とレポーターが生中継する。解説者は乙川河川敷が長坂博幸さん(愛知観光ガイドの会会長、岡崎地方史研究会幹事)、同銀前が安藤喬久さん(おかざき観光ガイドの会相談役)。