岡崎市の観光などをPRする「2009プリンセスおかざき」の選考会が1日、同市図書館交流プラザ（りぶら）で行われ、専門学校生の磯谷（いそたに）美和さん（２６）＝美合町＝と会社員の野村あゆみさん（２４）＝緑丘＝に決まった。
磯谷さんは「選ばれてとても驚きましたが、うれしいです。私自身も生まれ育った岡崎の事がもっと知りたいので、勉強しながら1人でも多くの人に岡崎の魅力を知ってもらえるよう、笑顔と元気いっぱいで頑張りたいです」。野村さんは「選ばれたことが夢のようで信じられません。実感がわきませんが、以前から憧(あこが)れていたプリンセスになれてうれしいです。岡崎の魅力を多くの人に知ってもらえるようPRしていきたい」と、それぞれ抱負を語った。
書類による1次選考には47人の応募があり、この日の選考会には38人が出席。候補者は2次選考で自己アピール、3次選考で同市の観光PRについて意見を述べ、最終選考には9人が残った。市観光協会や岡崎商工会議所、新成人代表ら審査員13人の質問に答え、明るさや表現力などの総合評価で2人が選ばれた。
2人は、今年度のプリンセスを務めた安藤園恵さんと金井江里香さんからたすきをかけられ“バトンタッチ”。
今後は研修を経て、4月5日に行われる家康行列でデビューし、1年間で約30の公式行事に出席することになっている。