岡崎市北野、矢作北の両学区で2日早朝、無病息災を祈願する「どんど焼き」が行われた。
住民、企業、中学校、高校などで矢作川支流の整備に取り組む「家下川を美しくする会」が、戦後まで「ワラの小屋を作って燃やす風習があった」というお年寄りの話をもとに、支流で間伐した竹を使って昨年から行っている。
今年は先月中旬、同会の約500人で間伐した竹を、矢作北中学校の生徒らが両学区の4カ所に集めた。橋目中町の田んぼでは門松やしめ縄とともに組まれた竹に点火。竹は「パンパン」という破裂音を響かせ、勢いよく燃えた。
同会では南の矢作橋(国道1号)の架け替えが終わるまでに支流を整備し、「マラソンコースを作りたい」という。