東海愛知新聞バックナンバー

 1月21日【水】

武者的神事

工業「中」商業「下」
神様は不況をご存じだったか…
矢は的板の左上に命中 ふたつに割れた
伊賀八幡宮

1年の農作物の作柄や商工業などの吉凶を占う「武者的神事」が20日、岡崎市伊賀町の伊賀八幡宮(斎藤徳蔵宮司)であった。毎年、「大寒」の日に行われる伝統神事。

仮本殿で氏子らを前に事始めの儀式が行われた後、五穀の作況や商業の景気動向などを7項目で記した判定表が作成された。

射手が22メートル先に立てられた36センチ四方のヒノキの的板に矢を放つと、的板の左上に命中。「パカン」と2つに割れた。

「2つに割れた」場合の占いは、麦と繊維が「上」、米、その他の五穀、工業が「中」、天候と商業が「下」だった。


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