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東海愛知新聞

より良いまちのために

岡崎 月1回の「つながる会議」

岡崎市民らが同市のまちづくりに関して意見交換する住民主導の取り組み「まちと住民がつながる会議」が市内で毎月1回開かれている。主にQURUWAエリア(乙川リバーフロント地区)に住む子育て世代や女性、近隣の事業者といった、さまざまな立場の市民らが、より良いまちにするために熱心に意見を交わしている。 (横田沙貴)

QURUWAエリア内にある籠田公園周辺の町内会からなる「QURUWA7町広域連合会」が幅広く意見を集めようと今年1月から毎月実施している話し合いの場。原則日曜の夜に開かれるという連合会会議に参加しにくい、女性や子育て世代を主なターゲットにしている。会議で集まった意見はまとめて市に提言する予定だという。

同市役所分館で9月26日に開かれた会議では約30人(オンライン参加含む)が意見を交わした。「防災」をテーマに、QURUWAエリアの交通の要衝になる名鉄東岡崎駅で被災したときの対応や、一夜を過ごす際に必要なものを考えた。

駅にいるときに地震が発生した場合は「今の駅舎は古いから、外に出た方が安全だと思う」「駅の中はパニック状態だと思う。1歳の子を連れて逃げられるか分からないから、状況が少し落ち着いてから動きたい」といった参加者自身の状況に合わせた意見が複数出た。

駅で一夜を過ごす際に必要なものについては、飲食物やモバイルバッテリー、常備薬、子ども用のおむつ、暑さや寒さをしのげる道具などに加えて「情報」も上がった。「情報」と発言した参加者は「駅は市の施設ではないから、市からの情報が届かない可能性があると聞いた。だから、市からの情報が手に入る手段がほしい」と述べた。

次回は10月29日午前10時から、市図書館交流プラザ(りぶら)で。テーマは「こどもと暮らす」。オンライン参加も可能。申し込みは、22日までに専用フォームで。

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