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東海愛知新聞

新「3S」提唱

岡崎の金山さん 労働安全衛生を推進

岡崎市中島町で歯科医院を営む金山敏治さん(75)は、院内に岡崎労働衛生コンサルタント事務所を開設し、労働安全衛生教育やリスクアセスメント(職場の危険性や有害性を見つけて改善すること)の普及に長年取り組んでいる。

労働安全衛生に関心があった金山さんは労働衛生コンサルタントの資格を取得し、1981(昭和56)年に事務所を開設。以来、10月の労働衛生週間などを中心に、事業者ら向けの講話を通して安全衛生への意識向上を図ってきた。75歳の今でも講話するという。

金山さんが提唱するのは新しい「3S」。かつての3Sはスピード(速く)、ストロング(力強く)、セーフティー(安全に)だったが、「これではストレスがたまり、体や心に良くない」と指摘。新3Sをスマイル(笑顔で)、スリープ(しっかり寝る)、スロー(ゆっくり)とする。「しっかり睡眠をとって慌てず、笑顔で取り組めばウェルビーイング(良い状態=健康や幸福などを指す)になるのではないか」と語る。

本年度からは岡崎市社会福祉審議会高齢者福祉専門分科会委員(市民公募枠)として、これまでの経験をもとにさまざまな発言をしている。(竹内雅紀)

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