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東海愛知新聞

熱中症に気を付けて

20日岡崎 救急の日イベントで呼び掛け

猛暑日(最高気温35度以上)が続く中、岡崎市は市民向けに熱中症予防を呼び掛けている。同市消防本部が20日にイオンモール岡崎(戸崎町)で開く「救急の日イベント」の中でも啓発を行う。(横田沙貴)

同本部によると、イベントは例年、応急処置や救急車の適正利用を周知する「救急の日」(9月9日)に合わせて実施しているが、熱中症予防を呼び掛けるために今年は時期を前倒しした。昨年1年間で熱中症と疑われる市内での患者搬送は238件あった。今年1〜7月の搬送は126件あり、昨年を上回る勢いという。

8月20日のイベントでは、市内の小学3〜6年生を対象に行った「熱中症対策標語コンテスト」(応募数573点)の作品を展示したり、熱中症予防を呼び掛けるリーフレットを配布したりする。また、同市と健康づくり推進を図るために包括連携協定を結ぶ大塚製薬株式会社(東京都千代田区)がコラボして熱中症対策ゲームを展開する。さらに、市のオリジナルステッカーを貼った同社のスポーツ飲料「ポカリスエット」も配る。

救急車の適正な利用も合わせて

熱中症以外では、主に救急車の適正利用を呼び掛ける。同本部によると、昨年1年間の市内での救急車出動件数は1万9081件で過去最多だった。1990(平成2)年以降の33年間で出動件数は約3倍になっているが、119番通報のうちおよそ半数が軽症で救急車が必ずしも必要でないケースもある。

同本部は、救急車を呼ぶかどうか迷ったときには、全国版救急受診アプリ「Q助」や、24時間対応の救急医療情報センター(21―1133)に連絡することなどを推奨している。

救急の日イベントは午前10時〜午後8時。会場には救急車と赤バイ(消防二輪車)を展示するほか、ミニ消防服や防火衣の試着コーナーもある。また、同本部マスコットキャラクターのレッサーくんも“出動”する。入場無料。事前申し込み不要で当日開場へ。

問い合わせは、同本部消防救急課(21―9886)へ。

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