エフエムEGAO

番組へのおたより・リクエストはこちら 763@fm-egao.jp その他 局へのお問い合わせはこちら info@fm-egao.jp

東海愛知新聞

よりよいまちの実現へ

岡崎 市議と高校生が意見交換

岡崎市議会議員と県立岡崎工科高校生の意見交換会が22日、市役所で開かれた。議会広報委員会委員の市議9人と、生徒20人が参加。よりよいまちの実現に向けて話し合った。(犬塚誠)

テーマは

  1. 高校生の医療費無償化と熱中症対策
  2. 観光地を増やしたい
  3. SDGs(持続可能な開発目標)の観点から岡崎市をみて
  4. 道路、公共交通機関

―の4つ。市議2人と生徒4〜6人がグループになり、1つのテーマを議論した。

生徒は日常生活での経験を踏まえて、まちの改善点やまちに求める機能などを発表した。渋滞対策として人感センサーを活用した信号時間の調節を進言したり、食べ切れない食品を集めて生活困窮者に配る「フードドライブ」の増設を訴えたりした。

市議は寄せられた声を基に、より実効性の高い方法をアドバイスした。バスの増便を訴える意見には「より便利な時間帯に走ってもらうのも手だ」などと助言。その上で「やれるかやれないかではなく、『こうなったら良いな』という思いが大事」と呼び掛けた。

小木曽智洋議長は「若者が大きな愛情と誇りを持てるような夢のあるまちづくりに力を注ぎたい」、電気科3年の内間翔栄君は「大人の知識を交えることで、自分たちの持っている知識が洗練されたように感じた」とそれぞれ述べた。

市議会によると、若者への情報発信と若者の意思把握を目的としている。2018(平成30)年度から続けており、高校生との意見交換は昨年度に続き2度目。

ページ最初へ