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東海愛知新聞

渋滞や暑さに要注意

きょうから 夏の交通安全県民運動

「夏の交通安全県民運動」がきょう11日から20日までの10日間、県内全域で展開される。岡崎警察署などは①子どもと高齢者をはじめとする歩行者の安全確保と交通ルールの順守②運転者の安全運転意識の向上と飲酒運転などの根絶③自転車・特定小型原動機付自転車(電動キックボード)利用時のヘルメット着用と交通ルールの順守―の3項目を重点目標として、住民の交通安全意識向上を図る。(酒井希実)

同署管内(岡崎市、幸田町)では今年に入ってから6月末までに交通人身事故が449件(前年同期比20件増)発生し、死者は4人(2人減)、負傷者が508人(4人増)となっている。

同署によると、夏はイベントなどで飲酒の機会が増えることに伴い、飲酒運転による人身事故が7、8月に多発する傾向があるという。同署交通課の小梁亮警部補は「花火大会などのイベント時には渋滞や交通規制もある。普段と違う道路環境に気を付けて」と注意を促している。

運転中の熱中症が事故につながることがあるといい、暑さ対策、水分・塩分補給や十分な睡眠といった体調管理が重要とされる。暑さによる漫然運転(ぼんやり運転)が原因の追突や出会い頭での事故も発生しているという。小梁警部補は「万全な状態での運転を心掛けて交通事故を防いでほしい」と呼び掛けている。

また、自転車や電動キックボード利用時の安全対策に県を挙げて注力しており、同署も運動期間中のイベントで交通ルールや法律、ヘルメット購入時の助成などについて周知を図る。

期間中に同署が行う主な行事は次の通り。

  • 11日=管内一斉大立哨(管内全域)、登校児童見守り活動(羽根学区、小豆坂学区)、交通安全キャンペーン(高年者センター岡崎)
  • 12日=児童に対する自転車教室(岡崎市立矢作南小学校)
  • 16日=交通安全キャンペーン(ピアゴ幸田店)
  • 17日=交通安全キャンペーン(アピタ岡崎北店)
  • 18日=ヘルメットの展示とシミュレーター体験(イオンモール岡崎)
  • 20日=交通安全キャンペーン(オートバックス岡崎南店)
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