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東海愛知新聞

共通、類似点に学ぶ

岡崎市が福岡県八女市と協定

放置竹林対策など

岡崎市は6月30日、市産木材の活用や放置竹林対策などを進めるため、同様の施策に取り組む福岡県八女市と包括連携協定を結んだ。

両市には、林業の6次産業化に向けて地域商社を立ち上げるなど共通・類似点が多数ある。双方が抱える課題の解決に向けて情報を共有し、協力しながら解決策を探る。両市の地域商社がそれぞれの取り組みを参考とするだけでなく、事業連携を図ることも視野に入れている。

岡崎市が注目するのは、八女市の放置竹林対策。竹を有効活用する企業の誘致や研究機関との連携、竹チップの商品化といった施策に、見習うべき点があると考えた。同県南部に位置する八女市は人口増加を続ける岡崎市から、人口減少のヒントや公民連携のまちづくりなどを学ぶ(八女市の人口は5月末で5万9758人)。

岡崎市によると、両市の交流は2年ほど前からで、民間の仲介により接点ができた。中根康浩市長は昨年2月に八女市を初めて訪問。三田村統之八女市長との話し合いの中で共通・類似点を見いだせたことから、今回の協定締結につながった。

この日は八女市役所で締結式があり、中根、三田村両市長が協定書を取り交わした。中根市長は「八女市と岡崎市の絆がさらに強固なものとなれば」、三田村市長は「両市が交流・連携を深め、さらに発展していくことを願う」とそれぞれ述べた。(犬塚誠)

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