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東海愛知新聞

家康役に中車(香川照之)さん

岡崎歌舞伎公演の概要発表
市民会館で9月14、15日

岡崎市は21日、9月14、15の両日に市民会館あおいホールで開く「岡崎歌舞伎公演」(市・一般社団法人岡崎パブリックサービス主催)の概要を発表した。9代目市川中車(ちゅうしゃ)(香川照之)さん(58)をはじめとした澤瀉屋(おもだかや)一門が出演。岡崎にちなんだ演目を披露する。チケットは、6月29日午前10時から同館などで販売する。 (犬塚誠)

来月29日にチケット発売

歌舞伎2演目と出演者らによるトークショーの3幕構成。歌舞伎公演では、中車さんが主人公の徳川家康を演じる新作「紅葉錦絵葵正夢(はなのにしきえあおいのまさゆめ)」と、岡崎の寺に現れる化け猫の怪異譚を題材とした古典「旅噂岡崎猫(たびのうわさおかざきのねこ))」の2本を上演する。紅葉錦絵葵正夢は、征夷大将軍となった家康が岡崎城で催した紅葉狩りの宴が舞台。うたた寝をした家康の前に岡崎で過ごした日々がよみがえるところから、家康がどのように平和な世の中をつくり上げていったのかを描く。総公演時間は約2時間30分。

14日は午後2時からの1公演、15日は午前11時からと午後3時30分からの2公演。各回先着900人。チケットはS席8000円、A席7000円。購入は市民会館や市竜美丘会館、市せきれいホールの窓口(いずれも座席選択可能)または各種プレイガイドや中日新聞販売店(共に座席選択不可)で。1人4枚まで。高校生以下向けの学生券については、市民会館(21―9121)に問い合わせる。

地元愛深化と平和への思い

市が取り組む「もっと家康公“ど”まんなかプロジェクト」の一環。家康がつくった江戸の平和を象徴する歌舞伎を通して、市民らの岡崎愛を深めるとともに、平和を希求する思いを発信する。開催に当たっての市の負担額は約2000万円。

中車さんは「岡崎の皆様が、家康公をどう想像されているのか、岡崎にいくことで紐解けるので楽しみです。意を込めるということは、日本人にしかない意識なので自分が意を込めて家康公を演じさせていただき、市民の皆様にも日本の素晴らしい意識を経験していただきたい」とコメントしている。

詳しくは、市民会館ホームページで。

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