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東海愛知新聞

慣例崩れ“選挙戦”に

豊田市長選告示 現新一騎打ち

任期満了に伴う豊田市長選挙が28日、告示された。新人で元県議会議員(豊田市選挙区)の鈴木雅博氏(44)と4選を狙う現職の太田稔彦氏(69)が同市選挙管理委員会に立候補の届け出を行い、7日間の選挙戦が幕を開けた。翌29日には市役所などで期日前投票が始まった。投開票は2月4日。 (横田沙貴、竹内雅紀)

自民対労組

同市長選は昨年12月中旬に両氏が立て続けに立候補を表明し、選挙戦の流れとなった。これまで各党派や労組、諸団体が候補者を一本化する「慣例」があったが、今回は調整が難航し、1964(昭和39)年の第5回市長選以来の“ガチンコ対決”になる。

鈴木氏は自民系を中心とした超党派市議団や各種団体などの支持を得て、街宣活動や個人演説会などを中心に行う。44歳という若さを武器にしている。出陣式で支援議員のあいさつの時間を設けない、来場者からの質問に答える討論会など、独自の戦法を展開している。

太田氏は全トヨタ労連や連合愛知豊田地域協議会、労組系会派などの支援を受ける。3期12年の実績を前面に押し出しながら政策を訴える。選挙活動は公務と並行して行い、会社・団体訪問などを通じて組織票固めを図る。また、陣営による街宣活動も並行している。

両陣営は1月28日午前8時30分、市選管で立候補の届け出を行ってから選挙活動を開始した。同市喜多町のGAZAビル南広場では午前に太田氏が出陣式、午後は鈴木氏が討論会を開き、駅や周辺の商業施設などを利用する市民らにアピールした。

27日時点の選挙人名簿登録者数は33万5314人(男性17万5101人、女性16万213人)。

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