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東海愛知新聞

ワクワクするまちへ

西尾市制70周年記念式典

1953(昭和28)年12月に市制が施行された西尾市の70周年記念式典が28日、同市文化会館で開かれた。市の発展に貢献した人物・団体への表彰のほか、ゆかりの人物がさまざまな形で参加し、出席した市民ら約800人と盛大に節目を祝った。 (酒井希実)

中村健市長は「『想史創相』の精神でこの1年を官民を挙げて盛大に祝い、明るい未来に向けた確かな一歩を踏み出していきたい。市民や民間事業者の皆さんが持つ知恵やノウハウを生かした『共創のまちづくり』と、誰もが自分に居場所があると感じ生き生きと暮らしていける『共生のまちづくり』をキーワードに、将来都市像として掲げる『もっとワクワクするまち にしお』を実現していく」とあいさつした。

元中日の岩瀬さんに市民栄誉賞授与

市への貢献が顕著で市民の模範とされる16人に特別功労表彰、市の発展や市民福祉増進に大きく貢献した6人・団体には特別感謝状を贈呈。同市巨海町出身で元中日ドラゴンズ投手の岩瀬仁紀さんに市民栄誉賞が授与され、同市出身の画家・斎藤吾朗さんが描いた肖像画が贈られた。岩瀬さんは「エリート校でなくてもプロ野球選手になれるという夢が少年たちにもできたと思う。西尾からまた1人でも多くの選手が現れてくれることを願っている」と故郷への思いを語った。

推しの偉人の総選挙の結果

明治時代以降に活躍した市ゆかりの偉人(故人)を知ることで郷土愛を育むことを目的に昨年12月〜今年1月に開催された「西尾推し偉人総選挙」の結果を発表。市内外から1万1041件の投票があり、「日本のワイン王」と呼ばれた実業家の神谷傳兵衛に1964票、岩瀬文庫(同市亀沢町)を創設した岩瀬弥助に2366票、マヨネーズで有名な株式会社キユーピー(本社東京都渋谷区)の創始者・中島董一郎に1887票、作家の尾﨑士郎に1816票、英文学者の外山滋比古に1222票、詩人の茨木のり子に1632票が集まった。

同時に行われた「西尾の偉人絵画コンクール」には60作品の応募があり、題材にした偉人ごとの最優秀賞を受賞した市内外の小学生〜大学生の6人に表彰状などが渡された。

西尾市シティプロモーション特命大使によるお祝いもあった。パティシエ・ショコラティエの高須聡さんは、“70歳”となる同市のために市内の小学生のアイデアを取り入れて作ったバースデーケーキをお披露目。アイドルグループ「モーニング娘。」の牧野真莉愛さんと、お笑いタレントの友近さんがふんするピザ屋店員「西尾一男」はビデオメッセージを贈った。

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