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東海愛知新聞

岡崎市立羽根小 台湾の児童と3日間交流

伝統衣装の試着も

岡崎市立羽根小学校で22〜24日、台湾の螢橋國民小学校との交流会が開かれた。螢橋小からは1〜6年生10人が来日。両校の子どもたちは互いの文化に理解を深めつつ、友情を育んだ。(犬誠)

24日は6年生のクラスで、中国の伝統的な衣装について学ぶ授業が開かれた。螢橋小の劉慧梅校長が講師となり、チャイナドレスの起源や種類などを紹介。中国服の特徴とされる立て襟の形や用途に応じてスカート丈が変化していることなどを説明し、子どもたちは興味深げに聞き入っていた。

中国服の着用体験では、1人ずつ自分に合った服を試着。螢橋小の児童や教員に手伝ってもらいながら袖を通し、記念撮影するなどして楽しんだ。

羽根小6年の島津創一君(11)は「(中国服は)涼しくて着やすく、日常でも使えそうだと思った」と驚いた様子だった。

羽根小によると、螢橋小との交流事業は今回が初めて。異なる2国の子どもたちが、1枚の絵を協力して制作する取り組み「アートマイル」で螢橋小と交流した市内の学校に勤務していた教員が、異動先の羽根小に提案したことがきっかけで実現した。螢橋小の子どもたちは3日間にわたって“日本の学校生活"を体験。掃除の時間には米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平選手について話し込む姿なども見られたという。

螢橋小5年の何禹樂君(11)は「日本の学校は大きいし、休憩の時間も長い。全部が面白い」と笑顔を見せた。

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