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東海愛知新聞

死角を確認

岡崎市立矢作東小 1年生向けの交通安全教室

1年生を対象にした交通安全教室が27日、岡崎市立矢作東小学校で開かれ、児童120人が参加した。

岡崎通運株式会社(同市東大友町)などの協力で、児童は大型トラックに試乗。運転手の死角を表す糸を車両正面から2メートルほどの位置まで張り、運転席の児童は死角の範囲内で立ったり座ったりする児童が見えないことを確認した。

また、道路に見立てた白線と信号機を運動場に設置して、横断歩道を渡る練習をした。当番制で通学を見守る保護者と交通指導員らは、歩行者用信号が青に変わると児童を制止していた黄色の横断旗を上げ、児童は手を挙げて渡った。

川本えまさんは「トラックに乗るのが楽しかった。歩く時は車に気を付けて右左を見る」と誓った。

交通安全教室は、岡崎通運や保護者、市、岡崎警察署などの関係者約100人が協力。同校では10年ほど前から毎年開催している。同校の南には、信号がなく交通量の多い旧東海道や国道1号が走っており、矢田雅彦校長は「緊張感があり、大人の手で児童を守ろうという思いで続いている」と述べた。(酒井希実)

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