第6次岡崎市防犯活動行動計画策定
安全安心なまちに
■「体感治安」目標値80%
計画期間は2023~30年度の8年間。刑法犯認知件数を毎年減少させることや治安を良いと感じる市民の割合を示す「体感治安」の目標値を80%に設定することなどを通じて、市民が安全で安心して生活できるまちづくりに取り組む。
基本戦略には防犯意識の醸成や犯罪が起こりにくい環境整備のほか、犯罪被害者らの支援を明記。継続的な支援を行うため、「岡崎市犯罪被害者等支援条例」を制定し、24年4月1日の施行を目指す。
さらに、重点事業には5事業を掲げた。通勤や通学、買い物などのついでに市民がまちを見回る「市民総見守り」の推進をはじめ、市内に1050台設置されている防犯カメラの映像をネットワーク化し、重大事案などの発生時に効果的に活用ができる体制を整備する。
市防犯交通安全課によると、市内の刑法犯認知件数は04(平成16)年には過去最高の8995件だったが、以降は21年まで連続で減少。1552件と大幅に改善している。今回の策定は、昨年度で第5次計画の計画期間が満了したことに伴って行われた。
内容は、市役所の市政情報コーナー(西庁舎1階)や同課(東庁舎3階)のほか、市ホームページでも閲覧できる。
問い合わせは、同課(23―6525)へ。