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東海愛知新聞

89人の綺麗

りぶらで草筆教室の大字創作展

岡崎市竜泉寺町の書家丹羽勁子さん(75)が主宰する「草筆教室」の生徒が全紙(縦135センチ、横70センチ)の大書を披露する「大字創作展」が17日、同市図書館交流プラザ(りぶら)で始まった。41回目の今回は年長児から60代までの89人が「綺麗(きれい)」をテーマにした力作を披露している。あす19日まで。

作品はギャラリーや館内2、3階の通路にあり、大書のほかに自分の選んだ言葉を説明する作文の色紙、毛筆、硬筆の習作も並ぶ。

台風一過過後の空の美しさから「台風」、母の結婚指輪の長年変わらない輝きと指輪に付いた傷から「指輪」、自分の生活がらんごく(三河弁で乱雑)だが、「書と箸の持ち方は綺麗になるよう努めたい」という戒めで「乱極」など、さまざまな“綺麗”が集まった。

丹羽さんは「自分たちの創意を働かせて、自分の言葉を書いている。創作と鍛錬の両輪で頑張る生徒の成果を見てほしい」と来場を呼び掛けている。

午前9時〜午後5時。(横田沙貴)

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