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東海愛知新聞

世界の頂へ

愛産大三河高3年の冨田さん
ボクシング国際大会に出場

岡崎市岡町の愛知産業大学三河高校3年の冨田愛真(えま)さん(18)=同市北中出身=が、11月13〜27日にスペインで開かれるボクシングの世界大会「IBA(国際ボクシング協会)世界ユース男女ボクシング選手権大会」に出場する。

接近戦と距離を保ちながらの攻撃の両方の戦術ができる「ボクサーファイター」タイプで、得意技は右フック。9月に北海道で開かれた「第1回全日本女子ジュニアボクシング選手権大会」のライトウェルター級(60〜64キロ)にシードで準決勝から出場し、順調に決勝へ駒を進めた。決勝ではスタミナ面で苦しかったというが、3ラウンドを戦い抜き、判定勝ちで優勝。日本代表に選ばれた。

中学校では文化芸術(美術)部に所属し、高校入学後にボクシングを始めた。ボクシングは激しいイメージがあったが、体験入部で和やかな部の雰囲気を見て「やってみよう」と決心。初めは体力不足で練習をこなすことができず、特に走りこみがつらかったという。進学クラスで勉強と両立しながらも、先輩と楽しく練習したことが成長につながった。

スペインには3週間滞在し、約6試合を戦う。海外の選手と試合をするのは初めてといい、緊張している。国内の大会では1ラウンド2分だが、世界大会では1ラウンド3分になる。「大会に向けて体力を強化して、技術も伸ばしたい」と意気込んでいる。(酒井希実)

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