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東海愛知新聞

事故に備えて

市消防本部と名古屋市消防航空隊 山岳救助訓練

岡崎市消防本部は12日、山間部で遭難した人の救助を想定した「山岳救助訓練」を同市藤川町の牛乗山と岡崎中央総合公園多目的広場で行った。名古屋市消防航空隊と協力して、山間部での事故発生時の対応を確認した。

牛乗山に入山した男性3人のうち、1人がハチに刺されてアナフィラキシーショックを発症、もう1人が斜面を滑落して負傷、残る1人が通報したという想定で実施。同本部東消防署本署の救助隊員ら25人は、地上の隊員に加えドローンも使い、男性2人を捜索。2人を救助後、同航空隊の消防ヘリコプター「ひでよし」で2回に分けて、中総多目的広場に搬送した。

同本部はこれまで山岳救助訓練を愛知県防災航空隊の防災ヘリと実施。4月から県防災ヘリの運航が名古屋市に委託されたため、名古屋市消防航空隊と初めて行った。簗瀬佳二消防2課長は「軽い登山でも事故が起こる可能性がある。今回の救助手順をしっかり覚えてほしい」と講評した。(横田沙貴)

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