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東海愛知新聞

2大会でダブル優勝

翔南中出身 中京大中京高の林さん

岡崎市翔南中学校出身で中京大学附属中京高校2年の林美希さん(17)が、6月に秋田市と大阪市で開かれた「第106回日本陸上競技選手権大会」と、8月3〜7日に徳島県鳴門市で行われた「令和4年度全国高等学校総合体育大会」(インターハイ)で、それぞれ2冠を達成した。(犬塚誠)

両大会(日本選手権は20歳未満の選手の部門)では、7種目の記録を点数化してその総合点を競う女子7種競技と、女子100メートルハードルの2種目に出場。日本選手権では100メートルハードルで自己ベストタイとなる13秒46をたたき出したほか、インターハイの7種競技でも自己ベストを約200点更新する5231点を記録するなど、実力を遺憾なく発揮した。

林さんの強みは、169センチの長身から生み出されるダイナミックな走り。7種競技でもハードル走が全体の「波に乗る」役割を果たしたという。

林さんが本格的に陸上競技を始めたのは小学6年。クラブチームにも所属しながら技術を高めてきた。目下の課題は走行スピードの向上で、「全体的に走力を上げて、走りを速くしていきたい」とさらなる高みを目指す。

長期的な目標として挙げるのは、ハードルでの世界大会出場。「12秒台を出して世界に近づきたい」と意気込むほか、10月の栃木国体と18歳未満の選手が出場する全国大会での優勝も狙っており、今後の活躍が期待される。

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