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東海愛知新聞

ICTを多分野で活用

アイシンと岡崎市が包括連携協定を締結

自動車部品メーカーのアイシン(本社刈谷市)と岡崎市は22日、交通、物流、子育て支援といった幅広い分野で協力するための包括連携協定を締結した。この日、同市役所で開かれた締結式で、加藤大介執行幹部CSSカンパニーバイスプレジデントと中根康浩市長が、事前に署名された協定書を取り交わした。

同社の持つ位置情報や画像情報、車両の挙動を解析するカーナビゲーション向けの技術を使って、交通不便地域での地域公共交通の確保やICT(情報通信技術)を活用したスマートシティ推進、子育て支援、ごみ収集といった幅広い分野の地域課題に取り組む。

岡崎市は、同社の前身であるアイシン精機、アイシン・エィ・ダブリュと2020年に包括連携協定を締結して、六ツ美地区のデマンドバス「チョイソコおかざき」の運行や、タクシーで子どもをワークスペース併設の託児施設や習い事先に送迎することができる子育て支援サービスの実証実験などを行ってきた。近年の技術革新から、同社の技術が現在推進している連携事業以外の分野にも活用できる可能性が浮上して内容の見直しが必要になったことや、21年4月にアイシン精機とアイシン・エィ・ダブリュが合併してアイシンになったこともあり、2社と岡崎市で結んだ協定を合意解約した上で協定を結び直す形になった。(横田沙貴)

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