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東海愛知新聞

大河関連の提案も

3年ぶりの生徒市議会

岡崎市内の中学校20校の代表生徒がまちづくりに関する質問や提案を市の部長らに行う「第48回生徒市議会」が8日、市役所議場で開かれた。1973(昭和48)年から毎年開催されているが新型コロナウイルス感染拡大の影響で2020、21年度は中止。3年ぶりの“開会”となった。(横田沙貴)

各校の生徒は来年1月放送開始予定のNHK大河ドラマ「どうする家康」関連の観光推進をはじめ、南公園再整備案、矢作川河川敷の活用、来年の岡崎城下家康公夏まつり花火大会でギネス世界記録に挑戦といった提案をした。道路の修繕箇所や危険箇所を連絡するスマートフォン用アプリの開発という具体的な内容もあった。

担当部長らは各提案内容の素晴らしい点のほか、施設や予算といった課題を挙げた。その上で、前向きに検討する姿勢を示したり、市が行っている類似事業を案内したりした。

河合中の生徒は、「どうする家康」出演者と中学生が協力した新名物開発を提案した。鈴木洋人経済振興部長は「とても夢のある話。キャストの協力、参加の可否など交渉が必要になる。関係者に働きかけていきたい」と答弁した。

生徒市議会終了後は、各代表生徒が参加する学習会「中学生フォーラム」が行われた。生徒らは「ゼロカーボンシティ(二酸化炭素の排出量実質ゼロを目指す自治体)」について学んだ。

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