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東海愛知新聞

5年ぶりの総踊り

あすから 豊田おいでんまつり
花火は3年ぶり 場所取り禁止に

豊田市中心部一帯が熱気に包まれる「第54回豊田おいでんまつり」があす30日、名鉄豊田市駅東側で始まる。同日の「おいでん総踊り」は5年ぶり、翌31日の花火大会は3年ぶりの開催。市内では7月中旬から新型コロナウイルスの感染者が急増しており、主催の実行委員会は参加者や来場者に感染防止対策の徹底を呼び掛けている。(竹内雅紀)

総踊りは昨年と一昨年は新型コロナ、3、4年前は台風の影響で中止になった。今年は6月4日に鞍ケ池公園で「マイタウンおいでん」がスタート。7月17日までに市内14会場で地域色を生かした“プレイベント”が開かれ、企業や地域住民、各種団体などで構成する踊り連80団体1670人が参加した。

30日は午後5時30分からセレモニーが行われ、6時50分からは園児らで構成する8団体241人(28日現在)が「リトルおいでん」として登場する。7時20分からの総踊りでは、マイタウンおいでんに参加した28団体681人(同)が豊田市駅東側の市道で2種類の踊り(振り付けが決まったベーシックスタイルと、自由なフリースタイル)を披露する。8時45分終了予定。

新型コロナの影響で2年連続中止となった花火大会。今回は花火の打ち上げ規模は3年前と変わらないが、豊田大橋を挟む矢作川右岸河川敷(白浜公園)の南北エリアが協賛席のみになる。従来は協賛席外側に事前場所取り可能エリアが設けられていたが、密回避のために撤廃し、立ち入り禁止区域となる。なお、高橋の北側と、久澄橋の南側の河川敷はこれまで通り自由観覧エリアとなる。

午後6時と6時30分に号砲が打ち上がり、7時10分のスターマインで開幕。7社の花火業者が手掛けたスターマインや仕掛け、打ち上げの各種花火が真夏の夜を彩る。松平郷手筒保存会は手筒花火を披露する。フィナーレは「ナイアガラ大瀑布(ばくふ)」で締めくくる。9時終了予定。

両日とも会場周辺では交通規制がある。また、共に当日正午までに開催の可否を決める。総踊りは小雨決行、荒天中止。花火大会は雨天決行、荒天または河川増水時は中止。テレホンサービス(0180―99―5533)や豊田おいでんまつりの公式ホームページ、インスタグラムで確認できる。

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