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東海愛知新聞

多世代の交流の場に

NTT岡崎ビルに複合施設「NEKKO OKAZAKI」
きょうオープン 1階に3店舗

岡崎市康生通南3のNTT岡崎ビル1階にきょう22日、市、NTT西日本東海支店(名古屋市中区、安部真弘支店長)、パナドーム(岡崎市牧御堂町、藤井伸昌社長)の公民連携による複合施設「NEKKO OKAZAKI」がオープンする。“いろいろな世代が1つの空間でそれぞれの時間を過ごす”をコンセプトとし、老若男女がつながり合いながら親しめる施設となっている。(犬塚誠)

築50年の9階建てのビル1階部分、元はNTTのオフィスとして使用されていた約400平方メートルの空間を改修。オープンサンドイッチを目玉商品とするベーカリーカフェ「NONOJI」や同市初のボトルクラフトビール専門店「Hasta manana!(アスタ マニャーナ)」、3Dプリンターを活用した創作体験などができる「みんなのおうち『HATSUMEI堂』」の3店舗が入居する。町内会の会合などで使えるレンタルスペースもあるほか、各店舗が明確に区切られていないため、各自が好きな場所でくつろぐことができる。

施設内の随所に、同市額田地域産の石を用いた商品台や桜城橋と同じ木材を用いたベンチなども配置されており、“岡崎らしさ”が感じられることも魅力の1つだ。

岡崎市とNTT西日本は2019年6月、岡崎市内中心部を流れる乙川とその周辺の回遊を促す「QURUWA戦略」での民間投資促進を目指し、スマートシティ(先端技術を活用して住民の利便性向上を目指す都市)実現に向けた連携協定を締結。20年度から同ビルを利活用する事業者を募集し、昨年3月にパナドームを優先交渉権者に選んだ。同施設前の中央緑道には人流カメラが設置されており、今後は集めたデータをQURUWA戦略で活用することも視野に入れている。

運営するパナドームの藤井社長は「多世代の方々が“ごちゃ混ぜ”になって使ってもらえるような地域の拠点としたい」と述べた。

問い合わせは、パナドーム(53―9690)へ。

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