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東海愛知新聞

夏にひんやりした1杯を

岡崎と西尾のかき氷企画5年目突入

岡崎市と西尾市で、かき氷を提供する飲食店が参加する企画が開かれている。どちらも5年目。各店舗こだわりのかき氷で暑い夏を乗り切ることができそう。共に9月30日まで。(酒井希実)

額田中心の9店

岡崎市額田地区中心の「おかざきかき氷街道」には9店舗が参加。同地区の超軟水「仙水」仕込みの柔らかい氷が特徴だ。かき氷1杯につき1個のスタンプを10個集めると、次回から使える1000円分の券がもらえる。

今年初出店のブルーベリー農園併設カフェ「ベルウッド」(同市生平町)の「ブルーベリーかき氷」(1200円)は、氷に合うように甘く仕立てたソースと甘さ控えめの生クリームで、全体のバランスが考えられている。酸味のあるギリシャヨーグルトも入ってさっぱりしている。

オーナーの髙野淳子さん(59)は、自身が毎朝収穫している新鮮な生ブルーベリーが添えられた「プレミアムかき氷」(1800円)がお薦めだという。甘みの強い品種や爽やかな香りがする品種など、旬の4、5種類の食べ比べができる。大粒にこだわった同園の実は大きいもので直径1〜2センチ。「かき氷と摘みたてのブルーベリーの両方を楽しんでほしい」と語る。

生ブルーベリーは8月末ごろまで食べられる予定。同店でのかき氷の提供は午後1〜5時。木曜定休。

過去最多の34店

西尾市内で展開する「西尾かき氷」には、過去最多の34店舗が参加。抹茶やイチゴといった西尾産の食材を使用していることや、見た目の華やかさが特徴だ。3店舗でかき氷を食べてスタンプを集めると、旅行券や商品券などの景品が当たる抽選に応募できる。

同市上町の抹茶専門店「松鶴園本店」の茶房「茶遊」では、同店製の抹茶をふんだんに使用した7種類のかき氷が提供されている。「西尾城 極み」(1480円)は、毎日手作りしている抹茶蜜が掛かった氷に、抹茶プリン、抹茶ソフトクリーム、小豆、白玉、抹茶白玉、寒天、抹茶ゼリーがトッピングされた贅沢な一品。抹茶そのものの風味を感じることができ、プリンの滑らかさや白玉のモチモチとした食感も楽しめる。

店長の髙田早苗さん(55)は「抹茶のスイーツは親しみやすい。お年寄りから子どもまで、気軽に味わってほしい」と呼び掛ける。

同店でのかき氷提供は午前10時〜午後6時30分(ラストオーダーは5時30分、火曜は4時30分)。水曜定休。

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