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東海愛知新聞

サポカーで安全運転を

ホンダカーズ三河が試乗体験会

ホンダカーズ三河(本社岡崎市六名南2、加藤博巳社長)は8日、岡崎中央総合公園総合体育館・野球場第2駐車場で安全運転装置が搭載された普通自動車「セーフティ・サポートカー(サポカー)」の試乗体験会を開いた。

同社の取引先関係者ら約55人が参加し、同社員が運転する安全運転装置付きの車に試乗した。車は、約40メートル先のターゲットを目がけて時速20〜25キロほどで走行。ターゲットの約10メートル手前でセンサーが反応した後、衝突軽減ブレーキが作動して衝突を回避した。ターゲット直前からの発進時には誤発進抑制機能も作動し、参加者は安全運転装置の性能を体感していた。車両展示や事故衝撃体験ブースもあった。

また、5月13日にサポカー限定免許が導入されたことを受け、岡崎署員も参加した。サポカーの利点を学ぶとともに、安全運転装置を原因とする事故の可能性についても理解を深めた。試乗した同署交通課の長谷川敏警部補は「踏み間違いや体調不良を原因とする大きな事故は確実に減らせると思う。体験した内容を(運転免許更新)窓口で還元したい」と感想を述べた。

同社によると、体験会は地域貢献や安全喚起の一環として実施している。担当者は「安全運転の普及につなげ、安全装置の周知に取り組んでいきたい」としている。 (犬塚誠)

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